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交通事故の解決事例

被害者請求をして11級を獲得し、総額約1750万円の賠償金を得た事案

事故時診断:胸椎圧迫骨折
後遺障害:11級

30代の女性が道路を直進中、右折車と接触して胸椎圧迫骨折の重傷を負いました。
その後、当事務所が受任して、医師と面談し、胸椎の圧迫骨折の程度を分析した上で被害者請求を行ったところ11級7号を獲得しました。
また、この事案は過失割合に争いがあったため調査会社を使いレポートを作成して保険会社と交渉をしました。
結果として、過失割合は被害者側5%、相手側95%で決着、逸失利益も満額認めさせ最終的には約1750万円での解決になりました。

休業損害:168万円

逸失利益:1235万円

弁護士からのコメント

この事案は、逸失利益を満額認めさせたことがポイントです。
通常、脊柱(頸椎・胸椎・腰椎)の圧迫骨折で11級を獲得しても保険会社側は脊柱圧迫骨折があっても具体的な労働能力に影響はないとして、逸失利益の著しい減額を主張してきます。
しかし、この事案では、保険会社に67歳まで20%の労働能力喪失を認めさせ逸失利益に関しては満額を得ることができました。

最終更新日:2013年8月30日

※個人の特定を防ぐため具体的な金額は1万円単位あるいは10万円単位にさせていただいています。